東京・恵比寿にある「パダリア」へ行ってきました。
なんとパダリアでは、日本にいながら世界中のパンを食べることができるんです!
「世界のパンってどんなものがあるの?」
「日本人が食べても美味しいのかな?」
「パン以外にはどんなメニューがあるの?」
本記事では、そんなみなさんの疑問をスッキリ解消!
今回購入した 14種類ものパン・スイーツについて詳しくご紹介します。
パンだけでなく、スイーツも美味しかったです♪
※本記事で紹介している商品の価格は2023年1月時点のものです。
2024年10月追記
世界のパン パダリアは 2024年6月をもって閉店しました。
姉妹店である TASTE THE WORLD(テイスト・ザ・ワールド)(※旧店名:WORLD BREAKFAST ALLDAY(ワールド・ブレックファースト・オールデイ))は引き続き営業中です。
パダリアの概要
日本にいながら海外旅行!?世界中のパンが食べられるパダリアの魅力
パダリアは、東京・恵比寿駅から徒歩 5分ほどのところにあるパン屋さん。
2022年11月にオープンしたばかりの小さなお店です。
扉を開けてお店に入ると…ショーケースの中に世界中のパンがずら~り!!
ここは日本にいながら世界中のパンが食べられる、とっても珍しいお店なんです♪
日本にいながら世界中のごはんを食べられるレストランといえば…
そう!実はパダリアは、WORLD BREAKFAST ALLDAY(ワールド・ブレックファスト・オールデイ)の姉妹店なんです。
WORLD BREAKFAST ALLDAY は、東京にいながら世界中の朝ごはんが食べられるレストランで、平日の朝でも行列ができるほどの人気店!
どちらのお店も「現地のリアルな味」にこだわっていて、その国出身の在日外国人の方に試食してもらいながら作り上げているそうです。
また パダリアでは、パンを購入すると写真付きの説明書がもらえるサービスも♪
馴染みのないパンが多いため、このような心遣いはすっごく嬉しい…!
現在、説明書が用意されているのはパンと焼き菓子のみ。
いつかスイーツやスープの説明書ももらえるようになると嬉しいな~♪
電話で商品取り置き&立食でのイートインもOK
日本ではなかなか食べることのできない、珍しいパンがいっぱいのパダリア。
でも、人気すぎて夕方には一部のパンが売り切れていることも…。
なんと 2023年1月より、電話での取り置き注文が可能になりました!
遠方から来店する人にも すっごく嬉しいサービスですね★
また、パダリアでは購入したパンをその場で食べることも可能です。
店内には立食用のテーブルが 2つ、お店の外には 2人掛けのベンチがありました。
天気が良い日は 徒歩 2分ほどのところにある恵比寿公園で食べるのも気持ちが良いですよ♪
どんなパンがあるの?14種類のメニューを紹介&徹底レポ
パダリアで購入できる世界のパンやお菓子は なんと20種類以上!
プレッツェル、ポンデケージョといった日本でもお馴染みのパンのほか、初めて聞く名前のパンもたくさん!
今回は、合計14種類ものパン・デザートをテイクアウトしました♪
ここからは、写真と感想を詳しくご紹介します!
めちゃめちゃ美味しいので、ぜひ食べてみてほしい!
食事系パン
ハチャプリ(ジョージア)
舟形のパンの中央に、とろ~りとしたチーズと卵黄が乗っています。
これは絶対に温めて食べてほしい!!
電子レンジで40秒ほど温めてからいただきました♪
パン生地はモチモチとして噛みごたえがあり、柔らかめのベーグルのような食感。
正直、ここだけ食べると味気ないような気もするけど…
ちぎったパンで中央のチーズや卵をすくって食べると、イメージがガラリと変わります!
トロトロ&濃厚なチーズと卵が絡み合って…美味しい~!!
チーズに適度な粘度があるため、途中で崩れず 最後まで食べやすいのも嬉しいです♪
カルヤラン・ピーラッカ(フィンランド)
フィンランドの国民料理、ミルク粥とライ麦のパン。
ゆで卵とバターを混ぜて作ったムナポイを乗せていただきます。
ライ麦香るパン生地は、折りたたんで焼いた硬めのクレープみたい。
中のミルク粥はチーズのようなじゃがいものような旨味があって、パンと一緒に食べるとモチモチとした食感がクセになります。
さらにムナポイを乗せると…確かに合う!美味しい!!
シンプルなカルヤラン・ピーラッカに ムナポイの塩気がぴったりです♪
シミット(トルコ)
ゴマがたくさんついたトルコのパン。
見た目はベーグルのようですが、食感や味は全然違いました。
もちっとムチッとしたベーグルに対し、シミットはふんわりとした食感。
ほんのり甘みと塩気、ゴマの香ばしさと旨味がして美味しかったです♪
でも、このまま 1個全部食べるにはちょっと飽きそうかも…
ということで、店員さんオススメのタヒニペクメズをつけて味変!
タヒニペクメズは、練りごま(タヒニ)とぶどうの糖蜜(ペクメズ)を合わせたもの。
カップの中で二層に分かれているので、スプーンで混ぜてからパンにつけていただきます。
食べてみると…ん~!めちゃめちゃ濃厚!!
ピーナッツクリームより柔らかいけど、もっと甘くてズンとくる感じ。
次はクリームチーズをつけて食べてみたいと思いました。
タッティスコーン(スコットランド)
マッシュポテトに小麦粉を加え、薄く伸ばして焼いたパンケーキ。
今回は一番小さな 1/4サイズを購入しました。
見た目は厚焼きクレープのようですが、食べてみると全く違う食感にびっくり!
じゃがいもの風味を残しつつも 舌触りはなめらかで、モチモチ・歯切れの良い生地が美味しい!
中央はチーズのような、じゃがバターのような旨味も感じられました。
オイリーな見た目に反し、意外にも後味は軽く食べやすかったです。
バニツァ(ブルガリア)
フィロと呼ばれる生地でチーズや野菜を巻いて焼いたパイ料理。
地域や家庭によって中の具材は異なりますが、ほうれん草を入れることが多いそうです。
一般的なキッシュとは異なり、縦向きのパイ生地が幾層にも並んだ形をしています。
そのため、サクサクとした食感をたくさん楽しめるのが特徴です。
パイの食感、チーズの塩気と旨味が美味しい!
ほうれん草は日本のものより葉が細かく、風味も少し違うように感じました。
ブレーツェル(ドイツ)
日本でもおなじみ、ドイツを代表するパンのひとつ。
生地を水酸化ナトリウム水溶液にくぐらせてから焼くことで、美しい茶色と香ばしさを引き出しています。
表面のパリッとした食感とほんのり塩気、旨味があって美味しい!
ただ、中はモソッとしていて あまり好きなタイプじゃなかったかな…。
日本でもメジャーなパンは、ついつい他のお店と比較してしまって評価が厳しくなってしまうのかもしれません。
機会があればブログでご紹介したいと思っています。
ポン・デ・ケージョ(ブラジル)
モチモチとしたチーズ風味の小さなパン。
日本のパン屋さんでもよく見かけます。
モチッと弾力のある生地に、チーズの塩気・旨味がたまりません!
あまりにメジャーすぎてパダリアで買う必要性があるか?と言われると悩みますが…安定の美味しさです。
菓子パン・焼き菓子
シナモンロール(スウェーデン)
シナモンロールといえば、渦巻状の生地にたっぷりアイシングがかかったパンを想像する人も多いのではないでしょうか。
でも、北欧のシナモンロールはちょっと違います。
アイシングのトッピングはなく、カルダモンの華やかな香りが感じられるのが特徴なのだとか。
食べてみると、一般的なシナモンロールよりも香り高く、甘さも控えめ。
外側はデニッシュのような、内側はホロッと崩れるお菓子のような食感の生地もすっごく美味しい!
普通のシナモンロールより好きかも!
次もまた食べたいな~
コンチャ(メキシコ)
メロンパンによく似た形のパン。
スペイン語で「貝殻」を意味する名前の通り、貝殻のような模様が施されているのが特徴です。
パダリアではバニラ味とココア味の二種類が販売されていて、今回はバニラ味を購入しました。
パン生地の上にクッキー生地が乗っているのはメロンパンと同じですが…
一般的なメロンパンの生地はふかふかしているのに対し、コンチャはしっとりモチッとした食感。
クッキー生地の甘さも控えめで、あっさりと食べやすかったです。
一方で、
な私には、ちょっと物足りなく感じました。
(口内の水分が取られる感じも あんまり好きじゃなかったかも…。)
ファルトン(スペイン)
バレンシア名物、表面に砂糖をまぶしたスティック状のパン。
本場では、オルチャタと呼ばれる甘いドリンクに浸して食べるのが定番なのだとか。
外側の薄い生地にはむぎゅっとしたコシがあり、中はふわふわ!
スティック状で食べやすく、砂糖の食感と甘さもほどよくて美味しかったです。
バーボフカ(チェコ)
チェコの家庭でよく作られている、マーブル模様の焼き菓子。
クグロフ型で焼いたパウンドケーキかな?と思いきや、ガッチリとした硬さ・重さにびっくり!
スポンジケーキというよりも、サーターアンダギーの内側の生地に近い食感かも。
ほのかに香るスパイスとフルーツピールの食感もおもしろい!
ただ、口内の水分が奪われること、ポロポロこぼれて食べにくいことから、あんまり好みではないかな…という印象でした。
スイーツ
パヴェ(ブラジル)
パダリアに来たら必ず食べてほしい!!
私たちの最推し、ブラジル版ティラミスです。
といっても、イタリア発祥のティラミスとは全くの別物。
まず、持ち上げた時の重さにびっくり!
スプーンを入れると表面にヒビが入り、跡がしっかり残るほどの固さがありました。
「これは食味もずっしりなのかな?」と食べてみると…
口当たりが軽く、チーズのような酸味がとっても爽やか♪
ついついスプーンが進んでしまいます。
ビスケットにクリームの水分が染み出して、しっとりしつつも ほどよく食感が残ってるのも最高に美味しい…。
レアチーズケーキとも似ていますが、パヴェの方がもっと爽やかでさっぱりとしている印象です。
ちなみに先ほどから「チーズのような」「レアチーズケーキと似てる」と表現しているのですが…
実は、パヴェにはチーズが使われていないんです!
なんと原材料は、練乳・ビスケット・生クリーム・ライム果汁・牛乳のみ。(添加物は省略)
一体どうすれば、この材料でこんなに爽やかなスイーツが作れるのでしょうか?
あまりに美味しかったので、自宅で再現に挑戦しようと思っています!
フラン(メキシコ)
メキシコのプリンのようなデザート。
こちらもと~~っても美味しかったです!
見た目はプリンというより、チーズケーキのよう。
持った時はずっしり重く、スプーンを入れるとしっかり刺さる感覚がありました。
食べてみると…
カスタードのような濃厚な旨味と優しい甘さが美味しい~!!
チーズも粉も使わずに、こんなに濃厚なスイーツが作れることにびっくり!
底のカラメルは苦味&酸味がほどよく大人向けの味でした♪
日替わりスープ
カルド・ヴェルデ(ポルトガル)
日替わりスープは、カルド・ヴェルデ。
ポルトガルの家庭料理の定番で、じゃがいもとケールを使った優しい味わいのスープです。
ブイヨンや牛乳は使わず、オリーブオイルと塩でシンプルに作るのが伝統的な製法なのだとか。
蓋を開けた瞬間、良い香り~!!
ガーリックやオリーブオイルの香りが食欲をそそります。
優しい味のスープとドライソーセージの塩気のバランスもばっちり♪
口当たりはとろっと&クリーミーで飲みやすく、全体に旨味があって美味しかったです。
余談ですが…
その後 ケールを購入したので、自宅でもカルド・ヴェルデを作ってみました。
パダリアで食べたものよりも香りは控えめですが、かなり良い感じに再現できたのでは!?
シンプル美味しい&見た目もオシャレなので、おもてなしメニューにも良さそう♪
【まとめ】求む・関西進出!パダリアで世界のパンを食べ尽くそう♪
日本にいながら世界のパンが食べられる、珍しいコンセプトのお店。
品揃えも豊富で、パンだけでなくスイーツのクオリティも総じて高い!
将来的に(WORLD BREAKFAST ALLDAYとセットで)関西にも出店してくれたら嬉しいな~と思っています。
リピ度 ★★★★☆
パヴェ、フランは必食!
次回訪問時は上記スイーツをリピ&今回食べられなかった他のパンを購入してみたいです。
リピート度(どれくらい再訪したいか)
★★★★★ 最高!!常連になります!
★★★★☆ リピあり!また行きたい!
★★★☆☆ 機会があれば再訪もありかな
★★☆☆☆ あえてリピはしない
★☆☆☆☆ できれば避けたい…
関連記事です。
姉妹店・ WORLD BREAKFAST ALLDAY(ワールド・ブレックファスト・オールデイ)でポーランドの朝ごはんをいただきました♪
りんご入りパンケーキ「ラツーシュキ」、パイとカスタードのお菓子「クレムフカ」が特に美味しかったです。
やっぱりパンは焼き立てが最高!!
冷凍生地を使えば、おうちで簡単に焼きたてクロワッサンが食べられるんです♪
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