こんにちは。かずのこ杏子です。
美味しいお寿司を求めて、大阪の中央卸売市場まで行ってきました!
市場内にお寿司屋さんはいくつかありますが、特に人気なのが「中央市場ゑんどう(えんどう)」さん。
新鮮なネタと、やわらかく握ったシャリがお店の名物です。
お寿司は期待以上の美味しさ!
決して安くはありませんが、お値段以上の満足度にリピ確定です!
見た目も 味も食感も さまざまな組み合わせで提供されるので、舌だけではなく目でも楽しめました。
より新鮮なお寿司を食べたいなら朝イチで伺うのがオススメ!
数年前までは海外からの観光客で曜日・時間を問わず混み合っていたようなので、コロナ禍の今が狙い目かもしれません。
※この記事の情報は2022年1月時点のものです。
基本情報
平日の朝が狙い目!?事前の電話予約がオススメ
ゑんどうの営業時間は朝 6時から14時まで。さすが、市場のお寿司屋さんです。
大阪中央市場の開場日に合わせているため、営業は平日と土曜のみ。日祝はお休みです。
この日はコロナ禍の平日朝(8:30)ということもあり空いていましたが、以前は海外からの観光客で大賑わいだったそう。
現在も平日のお昼や土曜日には行列ができることもあるようなので、可能であれば電話予約をしていくのがオススメです。
店内はカウンターと、4人がけのテーブルが3つ。
カウンターでは常連さんらしきお客さんが、店員さんと会話を楽しんでいました。
現在は、感染症対策として 1組4人まで、45分以内の飲食が目安とされています。
私たちの滞在時間はだいたい30分ほど。提供もスムーズだったので、お寿司を味わうには十分な時間でした。
シャリを握らない「つかみ寿司」
普通のお寿司のようにしっかりとシャリを握るのではなく、ふわっと掴んだ「つかみ寿司」が特徴です。
炊きたてのご飯を冷まさずにそのままお寿司にしているため、口の中に入れるとほろっと崩れます。
市場の中というだけあって、お寿司のネタもとっても新鮮!
みずみずしいお魚と、ふっくらとしたシャリの組み合わせが最高に美味しくて、人気店なのも頷けます。
醤油の付け方もちょっと変わっています。
醤油にお寿司をつけるのではなく、お寿司に醤油を塗るのがゑんどう流。
ゑんどうのシャリはふんわりと柔らかいので、刷毛で醤油を塗ったほうが崩れにくく食べやすいのだとか。
おまかせの皿をおかわりし続ける注文スタイル
ゑんどうでは、「おまかせ」= 5貫 1皿のお寿司のセットを 好きなだけおかわりするのが基本スタイルです。
単品での注文もできますが、ほとんどのお客さんがこの「おまかせ」を注文します。
おまかせを頼むと、メニューにある 1番のお皿から順番に提供されます。
もちろん、好きな番号のお皿から注文してもOK!私たちは 1番と 4番のお皿を順に注文しました。
また、5貫のうち 1貫だけなら別のネタと替えてもらうこともできます。
その日の仕入れによっては 幻の5皿目があることも。
珍しいメニューもあるようなので、出会えたらラッキー!狙っていくのは難しいですが、とりあえず聞いてみるといいかも。
食べたもの
上まぜを 1人 2皿と、赤だしをいただきました。
■上まぜ 1,200円/皿
■赤だし 300円
(すべて税抜き)
赤だし
お寿司の前に、まずは赤だしから。
甘めの味付けで、赤だしによくある酸味や苦味は控えめです。みょうがが爽やかで美味しい!
みょうがとネギのシャキシャキとした食感も楽しめました。
1皿目 あなご・ウニ・鯛・トロ・ハマチ
1皿目はメニュー通り、1番のお皿をいただきました。
どのネタも新鮮!肉厚で、みずみずしくて、とても美味しいです。
ウニも全く臭みを感じませんでした。
この中で一番感動したのはあなご!とろっとろで、口の中でほどけました。中の海苔の食感もおもしろい。
あなご寿司はテイクアウトでも購入できます。差し入れにもらったら めちゃめちゃ嬉しいやつ!!
2皿目 鮭・サヨリ・いくら・イカ + タコ・太刀魚
2皿目は 4番をベースに、トロを別のネタに替えてもらいました。
主人と二人で伺ったので、1皿はタコに、1皿は太刀魚に変更しています。
1番のお皿も美味しかったのですが、個人的には 4番のお皿がとても好きです。
ネタの色や大きさが様々なので、見た目も可愛い!
味も食感も違った組み合わせなので、目でも舌でも楽しめます。
鮭は身が大きくて肉厚でインパクトがあります。
隣のタコは身が小さくて薄め。煮穴子のような甘めのタレがかかっています。小さめですが、旨味がぎゅっと凝縮されていてとっても美味しい!
真ん中がサヨリです。見た目は太刀魚みたい。
ちょっとだけプリッとするけど、すぐに噛み切れてなくなってしまう不思議な食感でした。
身とシャリの間に挟まれた大葉の風味も良かったです。正直、大葉はあまり得意ではないのですが、これは嫌な感じが全然しませんでした。
いくらはパリッと弾けるのではなく、柔らかい膜からトロッと溶け出す感じ。甘くて美味しいです。
周りの海苔がとても良い香りでした。
衝撃を受けたのがイカ!これまで、イカの刺し身やお寿司は噛み切れなかったり飲み込めなかったり…とあまり良い思い出がなかったのですが、これは美味しかった!
身が厚く、かなり濃厚です。表面は触感があるのに、噛んでいるとトロみたいに溶け出してきました。
お店の方に種類を聞いたところ、モンゴウイカを使用しているとのこと。種類か、あるいは新鮮だからなのかもしれませんが、美味しく食べられるイカに出会えて嬉しかったです。
最後に炙り太刀魚。タコと同じく、トロから変更してもらったネタです。
これまで食べた太刀魚とは食感も味も全く違ってびっくり!
以前、刺し身で食べた時はコリッとした食感、ソテーにするとぬちゃっとした食感でしたが、このお寿司はそのどれとも違いました。
口に入れるとふわっと消える!?穴子は溶けたけど、太刀魚は消えたという印象です。
炙りの香ばしい苦味もとっても美味しい!
どれを食べても美味しいので、もう 1皿!という気持ちもありましたが、2皿で終了。
美味しく楽しめる、ちょうど良い量で終われたかな?と思います。
感想まとめ
朝から食べるお寿司は最高!
大きさや色、味や食感の異なる いろんなお寿司の組み合わせを楽しめるのが良いですね。
どのネタも瑞々しく、とっても美味しかったです。
関西近郊にお住まいの方はもちろん、出張などで近くを訪れた方にもぜひオススメしたい!
リピ度 ★★★★☆
これからは、美味しいお寿司が食べたくなったら ゑんどうさんに決定!
幻の5皿目もいつか食べてみたいです。
リピート度(どれくらい再訪したいか)
★★★★★ 最高!!常連になります!
★★★★☆ リピあり!また行きたい!
★★★☆☆ 機会があれば再訪もありかな
★★☆☆☆ あえてリピはしない
★☆☆☆☆ できれば避けたい…
マキヒロチさんの恋愛・グルメ漫画「いつかティファニーで朝食を」でも紹介されています。
ゑんどうが登場するのは3巻の第15話。4人のヒロインのうちの 1人・里沙が、大阪に住む交際相手の米谷くんと一緒に訪れたお店です。
好きな作品の聖地巡りは、オタク心をくすぐられますね。
他の漫画だと、「有閑倶楽部」で有名な一条ゆかりさんが激推しのナポレオンパイも絶品でした!
なんといってもクリームが最高!パリパリのパイ生地との相性も抜群で、完成された美味しさとはまさにこのこと。
今まで食べたミルフィーユの中で一番美味しかったです。
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