京都・円山公園の隣にある洋館ホテル、長楽館。
その中にあるデザートカフェ長楽館でアフタヌーンティーをいただきました。
今夏のテーマはサマーフルーツ。
第1弾の今回は、マンゴーをはじめとしたトロピカルフルーツを使ったスイーツが並びます。
「憧れの長楽館のアフタヌーンティーってどんな感じ?」
「写真だけじゃなく フードの構成や感想を詳しく知りたい!」
そんな疑問や悩みをお持ちの方は ぜひこの記事をご覧ください。
このブログではどこよりも詳しく 長楽館のアフタヌーンティーをレポートします!
さらに、
2023年5月のリニューアルで紅茶ラインナップがどう変わったか
ふるさと納税を利用してお得にアフタヌーンティーを楽しむ方法
も併せてご紹介します。
ぜひ最後までじっくりとお楽しみください♪
※この記事の情報は2023年6月時点のものです。
長楽館アフタヌーンティーの魅力と予約のコツはこちら ↓
ホテル長楽館・宿泊記はこちら ↓
サマーフルーツアフタヌーンティー概要
デザートカフェ長楽館では、6月19日より 2ヶ月間、サマーフルーツが主役のアフタヌーンティーが開催されています。
6月19日~7月14日の第1弾はトロピカルマンゴー、7月15日~8月20日の第2弾は桃&ベリーがテーマとなっています。
トロピカルマンゴーアフタヌーンティーの基本情報
今回は第1弾、トロピカルマンゴーがテーマのアフタヌーンティーをいただきました。
内容はこちら。
サマーアフタヌーンティー
第一弾 トロピカルマンゴー
【販売期間】2023年6月19日~7月14日
【時間】第一部 12:00~14:00
第二部 15:00~17:00
【価格】6,050円(税サ込)
【内容】
・スイーツ 5種
・スコーン
・セイボリー 4種
・お楽しみの一皿
・アペリティフ(食前酒)
・ドリンク(ティーフリー)
アフタヌーンティーの詳細と感想
スイーツ
ココナッツのブランマンジェ
ココナッツミルクを加えたなめらかなブランマンジェに、マンゴーとパイナップルのマリネを添えたグラスデザート。
ココナッツ香る優しい甘さのブランマンジェと、トロピカルフルーツが相性抜群!
トロピカルムース
ライチのフレーバーティーの風味を移したなめらかなムースに、マンゴーのゼリーを重ねた一品。
一番上のマンゴーゼリーはとにかく濃厚!
美味しいけど、これだけだと重たくなりそう…
ですが、真ん中のムースがめちゃめちゃ良い仕事をしてくれるんです!
そして、ライチ香る爽やかなムースが美味しすぎる~!!
ほんのり甘く、それでいてマンゴーほど濃厚ではないのでスッキリいただけました。
一番下のスポンジのおかげで、崩れにくく食べやすいのも良かったです。
アプリコットのタルト
濃厚なアーモンドクリームと甘酸っぱいアプリコットのタルト。
アプリコットはかなり酸味が強めで、すっきり爽やか!
個人的にはもう少し酸味控えめが好みかも。
クリームもアプリコットも美味しかったのですが、特に好きだったのは一番下のタルト生地。
フォークを刺すとサクッと音がして割れるほどサクサクの食感に感動!
とろとろのアプリコットとしっとりとしたアーモンドクリーム、サクサクのタルト生地の食感の違いも楽しめました。
自家製焼き菓子
ザクザク食感のショートブレッドは、京都らしく抹茶風味。
抹茶感たっぷり、でも濃厚すぎず、ほのかな塩味も美味しい!
最初はザクザク、口内でホロッと崩れる食感も良かったです。
季節のフルーツ
アメリカンチェリーとメロンの 2種類。
どちらも大きくて甘くて美味しかったです。
スコーン
2種類のスコーンとクロテッドクリーム・ジャムのセット。
スコーンはプレーンとクランベリーの 2種類で、できたての温かい状態で提供されます。
ジャムは日替わりで、この日は自家製いちごジャムでした。
長楽館のスコーンはサクホロ系ではなく、しっとりふんわり、パンのような食感。
生地自体にしっかり甘味があるので、ジャムをつけなくても美味しいんです♪
セイボリー
帆立とキャビアドーベルジーヌ
アミューズスプーンの上に茄子のディップ、帆立のマリネ、赤と緑の色鮮やかな万願寺唐辛子を飾った一品。
キャビアドーベルジーヌ(キャビアドオーベルジーヌ)は、茄子の種をキャビアに見立てたフランスの家庭料理のことです。
肉厚で旨味たっぷりの帆立が美味しすぎる!!
アフタヌーンティーのセイボリーのレベルを超えてます!
茄子のディップはあっさりとしているのに水っぽさはなく、万願寺唐辛子もアクセントになっていて美味しかったです。
西瓜とガスパチョと生ハム
冷製カッペリーニ仕立てのスイカとトマトのガスパチョ。
カッペリーニは日本の素麺のような細さのパスタ、ガスパチョは野菜を用いた冷製スープのことです。
ピューレ状の爽やかなガスパチョと、生ハムの塩気のバランスが良い感じ!
喉越しもなめらかで、暑い季節にもさっぱりと食べやすかったです。
とうもろこしのケークサレ
生地にとうもろこしを練り込んだケークサレ。
酸味のあるサワークリームがトッピングされていました。
最初の一口はかなりあっさりとした味に感じますが、次第に口内でとうもろこしの旨味・甘味が広がります。
これまでにも長楽館のケークサレを食べたことがありますが、今回は過去のものよりもしっかり焼き固められているように感じました。
ハムときゅうりのサンドイッチ
伝統的なアフタヌーンティーの定番、きゅうりのサンドイッチ。
一見「寂しいかな?」と思いがちですが、全体のバランスを見るとこのシンプルさが大正解!
素朴でありながら旨味もあって、ほっとする美味しさです。
お楽しみの一皿
”お楽しみの一皿”は、アフタヌーンティーの後半(2時間制のうち 1時間を過ぎた頃)に提供されます。
最後の一品はトロピカルソルベでした。
ほどよい甘さと酸味があり、すっきりと食べやすかったです。
ドリンク
アペリティフ(食前酒)
アフタヌーンティーの最初には、アペリティフ(食前酒)が提供されます。
アペリティフは、下記4種類の中から 1つ選ぶことができます。
ノンアル派の私たちは下線に色をつけた 2つを頂きました。
《アペリティフ》
- アルノー・ド・シューラン +1,100円
(シャンパン) - ポール・クレマン・ブリュット
(スパークリングワイン) - デュク・ド・モンターニュ
(ノンアルコールスパークリングワイン) - エルダーフラワージンジャージュース
エルダーフラワージンジャージュース(右)
フリードリンク
食事中は、紅茶やコーヒーを自由にいただけます。
基本はポットサービス(ホット)で、コーヒーはカップで提供されます。
選べるドリンクは以下の通り。
今回は 下線に色をつけた 5種類のドリンクをいただきました。
《スペシャリティ》
- 長楽館オリジナルブレンドティー
(ホット・アイス)
《ブラックティー》
- ダージリン
- ウバ
- キームン
- アッサム
- ディンブラ
《シーズナルティー》
- ダージリン 1st ジュンパナ茶園
- ダージリン 2nd シーヨク茶園
- アッサム 2nd ハルムッティ茶園
- アッサム 2nd メレン茶園
《オーガニックティー》
- グリーンティー
「オーガニックジャスミン」 - ハーブティ
「オーガニックルイボス」
《フレーバーティー》
- ウィーンのバラ
- アールグレイ
- 季節のフレーバーティー
- 白桃アールグレイ(アイス)
《和紅茶》
- 京都産和紅茶 長楽館オリジナル
「京都紅茶」(椿堂茶舗) - 京都産和紅茶
「南山城紅茶やぶきた」(中窪製茶園) - 滋賀近江産和紅茶
「天宮月露」(GMT紅茶専門店)
《コーヒー》
- 長楽館オリジナルブレンドコーヒー
(ホット・アイス) - アメリカンコーヒー
- カフェインレスコーヒー
白桃の爽やかな香り。シロップで甘味を足しても美味しい。
後味ほんのりジャスミン。すっきりと飲みやすい。
ミルクでいただきました。焼き菓子との相性◎
柔らかく優しい香り。すっきりと飲みやすい。
ダージリンはあまり得意じゃないけど、これは飲みやすかった。
長楽館で提供しているフレーバーティーはムレスナティーハウス、オーガニックティーはMighty Leaf(マイティリーフ)のものでした。
さらにティーカップはヘレンドや大倉陶園といった 洋食器好きにはたまらないブランドのものばかり。
高級ブランドの食器を実際に手に取れるチャンスはなかなかないので、この機会に自分の好みを探してみるのも良いかもしれません。
シーズナルティーは大倉陶園(右)、その他の紅茶はヘレンド(左)のカップで提供されることが多いようです。
また、長楽館ではポットティーの茶葉を抜いてから提供してくれます。
何が変わった?進化し続ける長楽館のアフタヌーンティー
多くの調度品を含む建物全体が市の文化財に指定されている長楽館。
どのお部屋もとても素敵ですが、中でもひときわ豪華なのがアフタヌーンティー専用の迎賓の間です。
ロココ調のお部屋の中にはアンティークの調度品がたくさん!
高い天井には豪華なシャンデリア、大きな窓からは優しい光が差し込み、冬には暖炉に火が灯ります。
でも、「変わらない」だけではありません。
長楽館は常に進化を続けています。
なんと 2023年5月にはアフタヌーンティーがリニューアル!
価格も分かりやすくなり、これまでに比べて選べる紅茶の種類も増えました。
和紅茶やオーガニックティーも!選べる紅茶の種類が増えた!
2023年5月より、アフタヌーンティーで提供される紅茶の種類が大幅に増えました。
以前から提供されていたブラックティー、フレーバーティーに加え、和紅茶とオーガニックティーが新たに登場しています。
日本産の茶葉で作った紅茶のこと。
通常の紅茶に比べて渋みが少なく、ここ数年で人気が高まっています。
これまでブレンドの 1種類だけだったコーヒーも、カフェインレス、アメリカンを含む 3種類になりました。
追加料金なしでシーズナルティーを楽しめるようになった!
長楽館では、ダージリンやアッサムのファーストフラッシュ、セカンドフラッシュをいただくことができます。
ですが、ファーストフラッシュは生産量も少なく高級品。
元々はこれらの紅茶を注文するには基本料金+660円が必要でしたが…
なんと、リニューアル後は追加料金なしで楽しむことができるようになったんです!
でも、ファーストとかセカンドってよく分からないなあ…。
同じ茶葉でも収穫時期によって香りや味が変わるんだって!
ファーストフラッシュ(春摘み)
クセがなく、香りが良い。緑茶のような爽やかな風味。
生産量が少なく高級品とされている。
セカンドフラッシュ(夏摘み)
コクがあり、上品で芳醇な味わい。
別名「紅茶の女王」と称えられる世界的に名高い銘茶。
これらの紅茶はリニューアル前は追加料金が必要だったので、「わざわざ追加料金を払って好みじゃなかったら残念だな…」とオーダーを躊躇していた人も多いかもしれません。
でも、リニューアル後はどの紅茶を選んでも料金は同じ!
せっかくなら普段飲まない紅茶にチャレンジしてみるのもオススメです♪
いつものダージリンとは全然違うのでぜひ試してみて!
ふるさと納税でお得にアフタヌーンティーを楽しむ方法
最後にもうひとつ、オトクな情報をご紹介★
実は 京都市のふるさと納税の返礼品として、長楽館のアフタヌーンティーペアチケットが採用されているんです!
お得にアフタヌーンティーを楽しみましょう!
ギフト券なので、自分用はもちろんプレゼントにもおすすめです♪
チケットの有効期限は 6ヶ月間。
現地での支払いは不要ですが、事前にWEBまたは電話で予約するのを忘れずに!
(※追加注文時は別途精算が必要です)
ちなみに寄付額は 4万円。
ふるさと納税の返礼率は 30%が上限なので、12,000円相当の返礼品と考えると…
2人分で12,000円ならあんまりお得じゃないような…?
ふるさと納税の仕組み・おすすめの返礼品については、別の記事で解説予定です。
【まとめ】珍しい紅茶も飲み放題!長楽館で優雅なアフタヌーンティーを楽しんで♪
文化財に囲まれた素敵な空間で優雅にアフタヌーンティーを楽しむなら、長楽館がイチオシ!
日常の中の非日常、とにかく優雅な気分を味わえます♪
リピ度 ★★★★★
半年ぶり 3回目の訪問でしたが、リニューアルを経てより良く進化していたように思います。
大切な人と特別な時間を過ごしたい時に また利用したいと思います。
リピート度(どれくらい再訪したいか)
★★★★★ 最高!!常連になります!
★★★★☆ リピあり!また行きたい!
★★★☆☆ 機会があれば再訪もありかな
★★☆☆☆ あえてリピはしない
★☆☆☆☆ できれば避けたい…
関連記事です。
長楽館の宿泊記はこちら。
館内の雰囲気、食事の質、サービス、どれをとっても最高レベル!
ここでしか味わうことのできない、素敵な時間を過ごすことができました。
同じく京都にあるフォションホテル京都のアフタヌーンティーも激推し!!
美味しいティーフード、ティーマスターこだわりの紅茶、心地よいサービス。
季節ごとに通いたい(通ってる)、大好きなアフタヌーンティーです。
好きなものを好きなだけ、おうちアフタヌーンティーも楽しい♪
手作りの軽食やスイーツを並べて、おうちアフタヌーンティーを開催してみませんか?
いつも頑張っている自分へのご褒美に!
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