クレープシュゼット

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 こんにちは。かずのこ杏子です。

 アンリシャルパンティエで食べたクレープシュゼットがとても美味しかったので、再現してみました。
 オレンジリキュールを使用した基本レシピの他、りんごやパイナップルを使用したオリジナルレシピもご紹介します。

 市販のジュースやフルーツ缶を使って作るので、お家でも気軽に挑戦できるレシピとなっています。

目次

クレープシュゼットとは?

 クレープシュゼットは、伝統的なフランス菓子のひとつです。小麦粉で作ったクレープを オレンジジュースやすりおろしたオレンジの皮と一緒に煮込み、リキュールをフランベして作ります。
 もちもちした食感の生地と、香り豊かで濃厚なソースの組み合わせはとても美味しく、世界中で愛されているスイーツです。

 レストランでは、目の前で仕上げを行うワゴンサービスが人気です。私が訪れたアンリシャルパンティエさんでも、調理風景を間近で見ることができました。
 目の前で出来上がっていくワクワク感、ふわっと広がるオレンジの香り、そしてフランベの青い炎。お味はもちろん、食べるまでの時間も含めて、特別感のあるデザートだと感じました。

レシピ

 さすがにお家でフランベするのは難しいので、フライパンで煮込むだけの簡単レシピです。

 共通のクレープ生地を使って、オレンジ、りんご、パイナップルの3種類のレシピを考えてみました。

基本のクレープ生地

材料(直径24cmのフライパンで5枚分)

・強力粉 10g
・薄力粉 90g
・グラニュー糖 10g
・牛乳 200ml
・卵 1個

作り方

1.粉と砂糖をボウルに入れ、泡立て器で混ぜておく。
2.牛乳を半分加え、泡立て器で混ぜる。
3.卵を割り入れ、泡立て器で混ぜる。
4.残りの牛乳を加え、泡立て器で混ぜる。
5.フライパンにサラダ油(分量外)を入れ、中火で熱する。
6.生地を薄く流し入れ、弱~中火で焦げないように焼く。フチが色付いたらひっくり返し、裏面も焼く。

 直径24cmのフライパンで5枚焼けます。クレープシュゼットにする場合は、1人あたり1~2枚が適量かも。
 残った生地は、空気が入らないようにラップでしっかりと包めば、冷凍も可能です。食べる時には冷蔵庫で自然解凍します。

オレンジのクレープシュゼット

オレンジソースの材料(2人分)

・グラニュー糖 40g
・無塩バター 30g
・100%オレンジジュース 100g
・グランマルニエ 20g

下準備

・バターは小さく切って、常温に戻しておく。
・オレンジジュース、グランマルニエも常温に戻しておく。
・クレープを四つ折り(扇形)にしておく。

作り方

1.フライパンに砂糖を入れ、中火にかける。砂糖が溶けて色付いてきたら、フライパンを揺らしてバターを溶かす。
2.オレンジジュースを加え、混ぜる。
 ※この時、ジュースとの温度差でカラメルが固まることがありますが、ゆっくりと火にかけることで次第に溶けていきます。
3.カラメルが溶けたらグランマルニエを加え、ソース状になるまで5分ほど煮る。
4.四つ折りにしたクレープを入れ、ソースをすくって上からかけながら、好みの粘土になるまでさらに5分ほど煮る。

 お皿に盛り付けたら完成!
 お好みでバニラアイスを添えたり、オレンジの果肉を一緒に煮詰めたりすると、より本格的な仕上がりになります。

 グランマルニエを使用せず、オレンジジュース120gに置き換えて作り比べてみました。元のレシピと比べてオレンジの風味は弱くなってしまいますが、全く問題がないほど美味しいです!
 普段のおやつならジュースのみ、特別な日やおもてなしにはグランマルニエ有り、と作り分けるのも良いかと思いました。

りんごのクレープシュゼット

 続いては、りんごを使ったアレンジレシピです。
 柔らかく煮たりんごはほどよく食感が残り、クレープと交互に食べるとアクセントを楽しめます。

りんごソースの材料(2人分)

・グラニュー糖 40g
・無塩バター 30g
・りんご 半分
・100%りんごジュース 120g~180g

※りんごジュースは砂糖が添加されていないもの、できれば濃縮還元でなくストレートのものを使用するのがオススメです。りんごの香りと自然な甘味が感じられ、より美味しい仕上がりになります。

下準備

・バターは小さく切って、常温に戻しておく。
・りんごジュースも常温に戻しておく。
・クレープを四つ折り(扇形)にしておく。

作り方

※オレンジソースと違う部分に下線を引いています

1.りんごの皮を向き、半分んしたものをさらに6等分にカットする。
2.フライパンに砂糖を入れ、中火にかける。砂糖が溶けて色付いてきたら、フライパンを揺らしてバターを溶かす。
3.りんごを加え、5分ほど煮る。
4.りんごを裏返し、さらに5分ほど煮る。
5.りんごジュースを加え、ソース状になるまで5分ほど煮る。

 ※この時、ジュースとの温度差でカラメルが固まることがありますが、ゆっくりと火にかけることで次第に溶けていきます。
4.四つ折りにしたクレープを入れ、ソースをすくって上からかけながら、好みの粘土になるまでさらに5分ほど煮る。

 お皿に盛り付けたら完成です!

パイナップルのクレープシュゼット

 最後に、パイナップルの缶詰を使ったアレンジレシピです。
 パイナップルは、煮る時間によって色や食感、味が変わります。ソースに加えるタイミングを変えると、一度にどちらも楽しめます。食べ比べてみるのも楽しいです。

パイナップルソースの材料(2人分)

・グラニュー糖 40g
・無塩バター 30g
・パイナップル 127g
・パイナップルジュース 120g

※フルーツ缶の汁がシロップではなく、砂糖不使用・100%ジュースの場合は汁をそのまま使用できます。今回は缶詰の液量が100gだったため、水を足して120gに調整しました。

下準備・作り方

 作り方はりんごのクレープシュゼットと変わらないため、ここでは割愛します。

感想・ポイント

 工程が多いようにも思えますが、クレープは作り置き可能、フルーツやジュースは市販のもの&お好きなものでアレンジできるので、案外簡単に作れます。それでいて見栄えが良いので、おもてなしデザートにオススメです。
 みなさんのアレンジレシピも教えていただけると嬉しいです。

 このレシピを作るきっかけとなった、アンリ・シャルパンティエのカフェ体験記はこちらです。

 アンリ・シャルパンティエを含む、7店舗のフィナンシェを食べ比べた感想はこちら!

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