こんにちは。かずのこ杏子です。
東京旅行の最後には、昭和11年創業の老舗カフェにお邪魔してきました。
レンガ造りの外観に回転扉、内装もクラシカルな雰囲気で、とても素敵なお店です。
お値段はお高め…と思いきや、朝はドリンクが約半額とかなりお得!
ですが、今回は2階席を利用するために敢えてモーニングの時間帯を外して入店しました。
結果は大満足!おしゃれな空間で優雅に過ごす時間は、ドリンクの価格差以上の価値があったように思います。
たまにはこんなプチ贅沢もありかも。いつも頑張っている大人にこそおすすめしたい体験です。
※この記事の情報は、2022年1月時点のものです。
基本情報
銀座トリコロールの歴史
銀座トリコロールは、昭和11年(1936年)創業の老舗カフェです。
木村コーヒー店(現在のキーコーヒー株式会社)の店主だった柴田文次氏が、コーヒーの美味しさをもっと広めたい!と、元から銀座にあったトリコロールを譲り受けて開店したのが始まりでした。
最初の店舗は戦時中に焼けてしまい、今の建物は昭和57年(1982年)に改築した 2代目だそうです。
赤レンガの外壁やおしゃれな街灯、木製の回転扉は、どことなくヨーロッパの町並みを彷彿とさせます。
座席と雰囲気
銀座トリコロール本店は 2階建てで、1階と2階では少し雰囲気が違います。
1階席はおしゃれなバーのような雰囲気。テーブル席のほか、カウンター席もありました。お店の真ん中にはショーケースがあり、いくつものケーキが並んでいます。
口コミによると、1階席は常連客の利用も多いそう。コロナ前は店員さんとの和やかな談笑も行われていたようですね。
現在は、8時の開店から11時半までは 1階席しか利用できません。(こちらもコロナの影響かも?)
お店に到着したのは11時過ぎでしたが、モーニングがお得なこともあってか満席でした。
11時半以降は、2階席の利用も可能です。
1階とは雰囲気が少し異なり、西洋の古い邸宅にお邪魔したような気分になります。
飾り暖炉にシャンデリア、上品で重厚な雰囲気の家具が並んでいます。向かい側にはこれまたアンティークな本棚が飾られていました。
窓際にある鏡も素敵です。上を見上げると、大きな天窓からやさしい光が差し込んでいました。
お店を出たのは13時半頃。2時間弱の滞在です。退店を急かされることもなく、ゆったりと過ごすことができました。
途中、代わる代わるお客さんがいらっしゃいました。男女比は半々か、女性の方が若干多いかな?というくらいでしょうか。お子さん連れの方はおらず、大人ばかりだった印象です。
みなさん楽しそうに、でも小さな声でお喋りをしながら、この素敵な空間と時間を満喫しているように見えました。
メニュー
お腹はいっぱいだったので、ドリンクだけ頂きました。
■カフェオレ 1,160円
■オリジナルブレンドティー 1,070円
(すべて税込)
今回はカフェ利用だったので上記の価格でしたが、モーニングの時間帯だとなんとドリンクがほぼ半額になります。
たとえばカフェオレだと税込み650円、オリジナルブレンドティーなら税込み600円、といった具合です。
カフェオレ(またはアイスカフェオレ)を注文すると、店員さんが目の前でコーヒーとミルクを注いでくれます。
最初はカップと同じ高さから、次第にどんどん高く上がっていき、カップの縁でピタッと止まる職人技!思わず拍手してしまいました。これを見るためにカフェオレを頼む人が多いことも頷けます。
注ぐ前にはコーヒーとミルクの割合を聞いてもらえます。今回は半々でとお願いしましたが、コーヒー多めやミルク多めなどのリクエストも叶えてくださるようです。1:4とかだと難しそう…。ちょっと見てみたい気もします。
ドリンクのお味は普通です。カフェオレのパフォーマンスと、この素敵な空間で過ごすための場所代と考えるのが適切かと思いました。
感想まとめ
おしゃれな空間で優雅な時間を過ごす、素敵な体験ができました。
2階席は店員さんが常時いるわけではなく、また客層も大人が多いので落ち着いた雰囲気なのが嬉しいです。
コーヒーを飲みながら大切な人とお喋りしたり、本を読んだりして、ゆっくりと時間が流れていく。そんな時間の過ごし方も良いなと改めて感じました。
リピ度 ★★★☆☆
再訪したいというよりも、こういった系統のいろんなお店を巡ってみたいと思いました。
リピート度(どれくらい再訪したいか)
★★★★★ 最高!!常連になります!
★★★★☆ リピあり!また行きたい!
★★★☆☆ 機会があれば再訪もありかな
★★☆☆☆ あえてリピはしない
★☆☆☆☆ できれば避けたい…
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