こんにちは。かずのこ杏子です。
過去記事でもご紹介した、フォションホテル京都のアフタヌーンティー。
そこで食べたパルフェ・サヴァランがとっても美味しくて感動!!
こんなデザートが家でも食べれたら最高だろうな~!と思うほどでした。
そこで、本家パルフェの構成をオマージュして 桃のパルフェ・サヴァランを作ってみました!
シロップに浸したブリオッシュや桃の食感、冷たいアイスやクリームのバランスが良い感じ!
おうちで作ったとは思えない完成度に 自分でもびっくりしました。
本記事では、市販のアイスやフルーツ缶を使用した 手軽におうちパフェのレシピをご紹介します。
さらに 手作りパフェのレシピはもちろん、使用したグラス、見本にしたお店のパルフェの構成についても詳しく解説します。
みなさんが おうちパフェを楽しむための参考にしていただけると嬉しいです♪
パルフェ・サヴァランとは?
パルフェ・サヴァランは、「パルフェ」と「サヴァラン」という言葉が組み合わせてできた造語です。
では、それぞれの言葉はどういう意味なのでしょうか?
パルフェは、パフェの原型になったフランス発祥のスイーツのこと。
パフェとパルフェの使い分けはシェフによっても定義が異なるので、ざっくり同じものだというイメージでOKです。
サヴァランは、ブリオッシュ(ババ)と呼ばれるパン生地をシロップに浸して クリームやフルーツでデコレーションしたスイーツのこと。
シロップやトッピングに洋酒を使用したものが多く、一般的には大人向けのケーキとして販売されています。
徹底解剖!フォションホテル京都のパルフェ・サヴァランの構成
おうちパフェを作る前に、パフェを作るきっかけとなったパルフェの構成を確認します。
参考にしたのは、フォションホテル京都のアフタヌーンティーメニューのひとつ、桃のパルフェ・サヴァランです。
フォションホテル京都のパルフェ・サヴァランの構成は 次のようになっています。
(一番下から)
・フォションシャンパンロゼのジュレ
・桃のコンポート
・ババ(ブリオッシュ)
・桃のアイスクリーム
・シャンティクリーム(ホイップした生クリーム)
・穂紫蘇(和ハーブの一種)
・桃のリキュール(お好みで)
甘さ控えめに炊いたコンポートの煮汁とジュレから溶け出たシャンパンが染み込んだブリオッシュの食感が最高!
フレッシュな桃、濃厚なクリーム、冷たくて甘いアイスとのバランスも完璧です。
お好みでリキュールをかけると、味が締まって大人な味に変化します。
さらに 味だけでなく 盛り付け方やグラスからも上品さ・高級感が漂います。
フォションホテル京都のパルフェは グラス内にかなりの余白があり、クリームやフルーツがたっぷり詰まったパフェと比べるとインパクトはありません。
一方で 主役であるパルフェの中身に視点を集中させ、より美しく上品に見せています。
高級フレンチで 大きなお皿の真ん中にお肉がちょこんと乗ってる、アレに近いですね。
また グラスに装飾がなく、パルフェの構成を目で楽しめるのも魅力のひとつ。
切子のようなカットガラスなどではなく 敢えてシンプルなグラスを採用することで、主役がパルフェであることがよく分かります。
以上がフォションホテル京都のパルフェ・サヴァランの構成でした。
続いてはこれらを参考に、おうちパフェ作りに挑戦していきましょう!
おうちで作る 桃のパルフェ・サヴァランのレシピ
構成
フォションホテル京都のパルフェを参考に、おうちパフェの構成はこんな感じにしてみました!
(一番下から)
・白ワインのクラッシュゼリー
・桃缶のシロップと白ワインを混ぜたもの
・桃の果肉(市販の桃缶を使用)
・ブリオッシュ
・桃のアイスクリーム
・桃入りヨーグルトカスタードクリーム
ついつい桃やゼリーをたくさん入れてしまい、当初考えていたよりも余白が少くなりました。
ですが 味はバッチリ!
フォションのパルフェとは異なりますが、まるでお店で出てくるような上品で高級感のある味わいに大満足です。
また、今回はトッピングに桃入りヨーグルトカスタードクリームを使用しました。
その方が美味しいかな?と考えてのことでしたが、作る手間を考えるとシャンティクリームの方が良かったかも…。(フォションのパルフェもシャンティクリームです)
次回のおうちパフェでは、シャンティクリームを使用したいと思います。
続いては、おうちで作るパルフェ・サヴァランのレシピをご紹介します。
材料と作り方
材料(2人分)
<白ワインゼリー・桃缶シロップ> ※作りやすい分量
・白ワイン 200g
・桃缶のシロップ 50~100g
・ゼラチン 3g
・水 10g
<サヴァラン>
・ブリオッシュ 2個
※材料・レシピは 過去記事 を参照(10個分のレシピですが、余った分は冷凍保存できます)
<シャンティクリーム> ※作りやすい分量
・生クリーム 50g~
・グラニュー糖 生クリームの重量の 8%
<その他> ※市販品を使用
・桃缶の果肉
・桃のアイスクリーム
代用できるものは市販品でOK
開封後のフルーツ缶の中身は 必ず別容器に移して冷蔵庫で保管する(金属の匂いがフルーツに移るため)
シャンティクリームは冷凍保存OK
パルフェの中身の作り方
【全日までに準備しておくこと】
・白ワインゼリーを作る
・ブリオッシュを作る(市販のパンで代用する場合は不要)
【白ワインゼリーの作り方】
① ゼラチンを水でふやかし、湯煎にかけてとかしておく
② 白ワインを小鍋に入れて火にかける
③ 沸騰したら弱火で 3分ほど煮てアルコールをとばす
④ 小鍋を火からおろして 少し冷ます
※冷ましすぎに注意!鍋を手で触れるくらいが目安
⑤ ④から100mlを取り分け、桃缶シロップ50mlと合わせる
⑥ ①のゼラチンを加え、混ぜながら冷やす
⑦ 十分に冷えたら タッパなどの容器に移して冷蔵庫へ
パルフェ組み立て直前まではそのまま冷やしておきます。
【残った白ワインと桃缶シロップを混ぜる】
① 沸騰させてアルコールを飛ばした白ワインと、桃缶シロップを 1:1の割合で混ぜておく
【ブリオッシュ】
① ブリオッシュを作る、または市販のパンを用意する
※材料・レシピは過去記事 をご確認ください
※冷凍保存→冷蔵庫で解凍して使うこともできます
② ブリオッシュの上下・側面をカットし、各辺が約3.5cmの立方体を作る
ブリオッシュ 1つから立方体を 1つ作る
最初から小さく焼いてもいいかも!(試作ができたらレシピを更新します)
【シャンティクリームの作り方】
① 油分・水分のついていない綺麗なボウルに生クリームと砂糖を入れ、軽く混ぜる
② ボウルの底を冷やしながら、ハンドミキサーを使ってしっかりと泡立てる(しっかりとツノが立つくらい:8~9分立て)
油分・水分のない綺麗な器具を使用する
ボウルの底をしっかり冷やしながら泡立てる
余ったクリームはラップに包んで冷凍保存OK
パルフェの組み立て
パルフェの材料が揃ったら、完成はもうすぐ!
ワイングラスの底から順に、次のように組み立てていきます。
- 白ワインのクラッシュゼリー
… フォークの先で混ぜて崩して使う
作った量の 6分の1~4分の1 - 桃缶シロップと白ワインを混ぜたもの
… 大さじ 1~3 - 桃の果肉
… 1cm角にカットしたもの、適量 - ブリオッシュ
… 約 3.5cm角のもの、1つ - 桃のアイスクリーム
… 小さじ 1~2くらい - シャンティクリーム
… 小さじ 1~2くらい
遂におうちパフェの完成!
たくさんのパーツを準備しないといけないので、他のお菓子よりは手間がかかります。
ですが、それぞれが組み合わさることで生み出される美味しさは感動モノ!
シロップが染み込んだブリオッシュの食感、桃とゼリーの爽やかさ、冷たくて甘いアイスと濃厚なクリームのバランスがなんとも絶妙です。
同じ構成で、フルーツだけ変えてみるのも楽しそう!洋梨やぶどう、イチジクなんかも美味しそうです。
使用器具・参考サイト
当初、桃のアイスはシャリシャリ感がさわやかな 爽 を予定していたのですが、今年は桃味の販売がなかったようなので断念。
結局 スーパーで見つけた MOW 白桃ミルク味 を使用しましたが、これが正解だったかも!
パルフェの下部分(ゼリー・桃・ブリオッシュ)があっさりとしているため、アイスやクリームは濃厚なくらいで バランスが取れていたように思います。
ワイングラスは 3COINSで購入しました。
- 表面に装飾がなく ツルンとしていて
- コロンとした丸い形で
- 口がちょっとすぼまっていて
- 足のあるワイングラス
フォションホテル京都のグラスをイメージして 上記のようなグラスを探していたところ、なんと偶然立ち寄った 3COINSで理想通りの商品を発見!
容量も 1人分としてはちょうど良く、おうちパフェにはピッタリです。
ただ、3COINSは商品の入れ替わりが激しく 購入できるかは運次第な部分も…。
確実に手に入れたい方は、cottaのスタッキンググラスが良さそう♪
重ねて保管できるので、食器棚の中で場所を取らないのも魅力です。
cottaでは 他にもチューリップ型、サンデー型などのパフェグラスも販売されています。
特集ページでは おうちパフェのレシピもたくさん紹介されているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ひとこと
パフェはいくつものお菓子の組み合わせでできているので、1つのお菓子を作るよりも手間がかかります。
ですが、その分 美味しさの可能性は無限大!
組み合わせるお菓子の種類や量を自分の好きに変えることができるのも おうちパフェの魅力です。
ぜひ皆さんも しみしみブリオッシュとフルーツ、アイスとクリームのマリアージュを体験してみてください♪
関連記事です。
フォションホテル京都のアフタヌーンティーの体験レポートです。
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今イチ推しのアフタヌーンティーです。
サヴァランに使用したブリオッシュのレシピはこちら。
そのままでも ジャムを塗って食べても美味しい、お気に入りのレシピです。
小さめのパフェは アフタヌーンティーの一品としてもオススメ♪
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